浦東国際空港が勤務14日+隔離14日の管理体制に
市全域が低リスクに引き下げ
14+7+7の勤務規定実施
上海市疫情防控作業リーダーチームは9月4日(土)0時、浦東新区の千匯苑一村小区及び祝和苑北区において、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを中リスクから低リスクに引き下げ。同日から市全域が低リスクとなったことがわかった。
各居住区の正門付近では3日(金)23時半頃から、隔離されていた住民が集合し始め、封鎖解除の瞬間まで待機。翌0時になると、多くの住民が門を抜けて解除を祝い、花束の贈呈や抱擁といった光景が見られた。
ほか、市浦東新区の浦東国際空港は最近、同空港で消毒や国際便、国際貨物積み下ろしに従事するスタッフなど、防疫の最前線で働く従業員に対して〝14+7+7〟の勤務ルールを新たに制定したと発表。該当スタッフは14日間の勤務中、専用車両によって空港と集中居住エリアを移動。その後、隔離ホテルで7日間の隔離を受け、それから7日間の自宅隔離を受けるという。(9月4日)
(写真は東方ネットより)
ゆとり教育〝双減〟政策
子どもの出迎え風景に変化
上海市を含む全国各地では9月1日(水)、中国政府による〝双減(義務教育段階における宿題と、校外教育活動における負担のダブル軽減措置)〟政策実施後初の新学期を迎えた。
同政策では、小学校は8時20分以前の授業禁止、放課後2時間以上の指導サービス実施などを規定。これにより、これまでは午後に祖父母が孫を迎えに行く家庭が多かったが、今では17時半頃に父親または母親が子どもを迎えに行く家庭が増加した。また多くの家庭で、放課後サービスで子どもの運動量が増えることを期待しているという。
一方、学校で過ごす時間が長くなったことで、放課後の学童保育サービス利用者が減少。これらの機関は代わりに、スタッフが自宅まで足を運んで子どもの朝食や歯磨きなどの面倒を見る〝出張朝託児サービス〟の提供を開始した。(9月6日)
(写真は東方ネットより)
まるでホラー映画?
天井から長い黒髪
貴州省安順市普定県で最近、ある4歳の女の子が、自宅のレンジフード撤去後に残っていた配管口で遊んでいたところ、頭が抜けなくなる事故が発生。階下の天井からは長い髪が垂れ下がり、この風景がまるでホラー映画だと、ネット上で話題となっている。
女の子の両親は天井に現れた頭を目撃した瞬間、恐怖におののき、すぐさま消防に通報。消防隊が駆け付け、女の子は無事救出された。消防隊によると、穴の直径は20㌢ほど。天井の頭を見て驚いたが、サラダ油などを使って女の子を引っ張り出し救出した。このニュースがネットで広まると、「夜にこの光景を見たら絶対チビる」といったコメントが寄せられた。(8月30日)
炭疽症感染の報告が相次ぐ
牛、羊肉は正規ルート購入を
中国山西省、山東省、内モンゴル自治区などで最近、炭疽症感染例の報告が相次いでいることに対し、上海市疾病予防管理センター伝染病防止所責任者は、上海市で感染する可能性は極めて低いとの見解を示した。
同責任者は「炭疽は動物源性の伝染病で、主に牧場などで発生。感染した牛、羊、馬、ラクダなどから人類にも伝染する」と説明。上海市などの大都市で感染する危険性について、潘氏は「一般的に市内での感染はない」としながら、內モンゴルなどの地域へ旅行する場合は、できるだけ動物との接触を避け、牛肉や羊肉の購入は正規のルートを使うよう注意を呼びかけた。(9月3日)
喜茶でサンプル誤飲
公開謝罪を要求
ドリンクチェーンの「喜茶」上海南翔印象城店で、非食用のサンプル品を誤って顧客に渡すトラブルが発生したことがわかった。
サンプル品を飲んだ女性によると、女性は微信のミニプログラムでボトル入りの「雙榨楊桃油柑」を注文。同店窓口で商品を受け取ったが、飲んでから脂っこさを感じ、ボトル上のサンプル表示に気付いたという。その後、病院で胃洗浄を行い、同店に対し内容物の鑑定と公開謝罪を求めている。
専門家は、サンプル品は「食品安全法」の適用外なので、「消費者権利保護法」に基づき対応と賠償を行うべきとしている。(9月3日)
双11セールの詳細が発表
今年のセールは20時開始
大手ショッピングサイト「天猫」は最近、毎年11月11日前後に行う恒例の〝双11〟セールについて、今年の内容詳細を発表した。
同モールの副総裁によると、今年の〝双11〟も昨年同様、11月1(月)~3日(水)と、11日(木)の2段階に分けて実施する。一次予約購入は10月20日(水)開始、二次予約は11月4日(木)開始で、受付開始時刻は、従来から前倒しの20時に。利用者に夜更かしをさせないための変更だという。
また、天猫では新たなAIスマートシステム「万相台」を導入し、出店者の要望や配送ルート決定などをアシストする。(9月2日)